おうちについて

最近主に父親との関係について悩んでおります。些細なことで先日父親と口論になりました。典型的な亭主関白の家なので、基本的に誰も父親に文句は言いません。口論になったきっかけ自体も、父親と私の認識の齟齬からで決して私が喧嘩してやろうと思ってのことでは無いです。父親は自分の価値観を絶対視しており、他人(特に子ども)の言うこととすれ違いがあった際、それを伝えたところで一蹴されてしまいます。(というか基本聞いてくれません)

実は父親との大きな口論は2回目です。1回目も同じように認識の齟齬があった際に話を聞いてもらえなかった事で起こりました。具体的に言うと父親が「ガキ(私)の言うことを信用するな」と私の前で母親に言ってる場面を目撃して思わずキレたことで発生しました。

それ以外にも父親は私に対して「そんな事で社会に出られると思うなよ」と繰り返し説いてきます。実際、私にも至らぬ点や子どもっぽいところが多大に残っているし、長年培った父親に対する反骨心や不信感から素直にハイと言えない部分があります。

私はなんやかんや父親が好きなんかなと思います。正確には父親を好きなりたかったし褒めて欲しかっただけなのかなと思います。ずっと絵を描くのが好きなこと 本をよく読むこと 文章でよく賞を貰ったこと 音楽をはじめたこと 高校の模試で成績優秀者になったこと 大学に受かったこと 舞台の部活をしていること 就職したこと…そのほか色々。褒めてもらったことは未だに1度も無いです。版画をやってることも知りません。絵を観に来たことも音楽や舞台をやってた時観に来たことも無いです。ずっと弟の野球を観て話をしています。きっとこっちを見て欲しかったんだろうね。男の子に生まれて野球が出来たら良かったなって未だに思います。男の子じゃなくっても野球じゃなくっても、何かスポーツが出来たら良かったなって思う。また来世だね。