見返りを求めないこと

ラブについて最近よく考えます。私はつい1、2年ほど前から2.5次元舞台をきっかけに舞台俳優をぼんやり追っております。特定の人を追いまくるというよりか、その時々で気になった人を追うという感じで所謂推しという概念を持たずに舞台やイベントに行っているという感じです。

繰り返しよく考えるのは自分がどうして俳優のイベントに行くのかなって事です。イベントに行く理由は人それぞれあると思いますが、わたし自身心の隅に認知されたいみたいな気持ちがあるのかなって最近思うようになりました。そう思うと途端に自分のやっている行為が浅ましくて気持ち悪くて最近どうしようもないです。どうして素直な気持ちで応援できんのかなっていう…。

オタク的な面以外でも私は自分の行う行為に対して見返りを求める部分が多くあるように思います。人のために何かするのが好きって就活で言いまくっていてそれは嘘ではないけど正確に言うと「人のために何かしてその相手から何か見返りが帰ってくるのが好き」な気がする。最悪。

ただ、他者に期待せずして人間関係の構築が可能なのかというのが難しい。他の人は分からんけど、私は相手とコミュニーケーションをとる上でこうしたらこう返ってくるであろうという予測を予め立てて人に対して働きかけをします。それってある意味相手に期待してる事にはならないのだろうか。相手からのレスポンスを期待しないとそもそも話しかけられないし…。どこまで他者に期待するかというさじ加減が難しい。もう20年そこそこ生きてるのにな。

自分がやりたいからそうする。他人がそれに対してどういうアプローチをするのかは全く期待しない。というのは何だか味気ないというか、そこまで自分の言動に対して全能感持ってないなって思います。その割に自己愛だけある。他者からの見返りが自分の行為の正当性の裏付けになってるから好きなんだと思う。私の自己肯定感の支えはその部分にしか無いから大学の制作とか上手く出来ないんだろうな。